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Channel: まいどっ、東海模型です!
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RC 入荷案内 タミヤの新製品・来た見た書いた TA05 M-Four

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まいどっ、web担当のYです。

苦節1.5週間、やっとタミヤの新製品『TA05 M-Four』のことが書けました。

京商 新製品
◆MZN131-2 フロントボディマウント HONDA NSX

ソレックス 入荷
■CO-32R competition 32R 24mmベルテッド スリックタイヤ
■CO-36R Competition 36R 24mmベルテッド スリックタイヤ
■MB-24M 24mm タイヤ モールドインナー TYPE-B(ミディアム)


無限 入荷
■9023-03 インサイドジョブM4(クローズドセルインナー付)
■B0325 スーパーシリコン#500
■B0326 スーパーシリコン#600
■B0329 エアーフィルターオイル
■E1024 ホイールLD(ホワイト) MBX6
■H2316 アルミブレーキカム MRX5
■T2201 デフケース MTX5
■T2203 デフギヤ MTX5
■T2221 2nd.スパーギヤ 49T MTX5
■T2224 2スピードギヤボックス用スプリングセット MTX5
■T2309 ブレーキパッドシャフト MTX5


Pitシミズ 入荷
■PS-0434 Mシャーシ用レーシングインナーメッシュスリックタイヤ D36R
■PS-0542 F103用レーシングスリックタイヤ リア ハード(R1-H)
■PS-0543 F103用レーシングスリックタイヤ フロント(F1-M)
■PS-0544 F103用レーシングスリックタイヤ フロント(F3-S)
■PS-0551 F104リアタイヤ用セッティングインナー(ソフト)
■PS-0571 F104用レーシングスリックタイヤ フロント ソフト (F1-S)
■PS-0572 F104用レーシングスリックタイヤ リア(R1-H)
■PS-0574 F104用レーシングスリックタイヤ フロント (F3-S)


ライド 入荷
■28010 タミヤMシャーシ用 ハイスピードギアセット
■No.491 ドリフト用樹脂タイヤ タイプS 2個入
■RP-505 ワイヤー付きボディピンS
■RP-515 スポンジパッド 両面テ-プ (白)
■RP-526 ボディ保護ゴムパット φ6㎜用


タミヤ 入荷
■SP.1379 F104 C部品 (ギヤケース)
■OP.529 3×8mm チタン六角ボタンヘッドビス (5本)
■OP.1133 TRF511 ボディ&アンダーカウル Ver.1
■OP.1173 TA05 ver.II セパレートサスマウント(1B-1XB)
■OP.1210 TRF201 ボディ Ver.1



みんなが気になってるタミヤの新製品。実物を見せてもらってから、かれこれ1週間以上たってしまいましたが、ホビーショー直前Y的新製品レポート、いってみよう!

秋のホビーショーで発表になった新製品キットは3つ
・TA05 M-Four シャーシキット
・トヨタ トムス84C(新シャーシ)
・TRF417-2012ver.

(名称は変更される可能性があります)

すでにいろいろ情報が駆け巡ってますので、ほとんどの方はご存知かと思いますが、『TA05 M-Four』『トムス84C』この2台は標準で380モーターが付いています。
「なんで380やねん!(関西弁で)」皆、最初に頭に浮かんだのはコレでしょう。僕も浮かびました、関西弁で。当然そのことはタミヤにぶつけてみました。

返ってきた答えには、タミヤの明確な意思が詰まっていました。
「もっと手軽に扱いやすいスピードの新しいマシンを作りたかった。」
たぶんこのニューマシンにフォーカスしている人は、すでにラジコンを楽しんでいる方でしょう。そういう人から見ると『TA05 M-Four』は、380モーターとLF1100バッテリーを積んだ4WDのMシャーシ、と理解してると思います。僕もそうでした。この考え方だと、なんでいまさら4WDなの?なんで380モーターなの?となってしまうのは、ある意味当然だと思います。

ここで、Mシャーシの位置づけについてちょっと考えてみたいのですが、元々Mシャーシって2WDで足も短い、およそ速く走るには適しているとは言い難いマシンです。サイズも小さく腰高なボディと相まって、コミカルに走るのが楽しいカテゴリーとしてスタートしてます。
しかしここ数年、何故だかレースで人気クラスになっており、場所によってはツーリングよりエントリーが集まることもあります。人が集まれば競争も激しくなり、往々にして「より速く」というファクターが一人歩きします。
現在のMシャーシって、そんな感じじゃないでしょうか。
こうなると、いくらメーカーが「カツカツせず、楽しくやりましょう。」と言っても、思ったようにはならないんです。

じゃどうするか。新たなカテゴリーを作りそいつに担当させてしまおう。
そう考えたとき、380モーターとLF1100バッテリーの適度なパワーは、新カテゴリーに最適なパワーソースなんじゃないでしょうか。
パワーもさることながら、コンパクトなサイズも新シャーシの構成に役立ってます。380モーター専用のモーターマウントは、540用のそれより1まわり以上コンパクト。小さなバッテリーも手伝って、Mシャーシのようなどこかに無理のあるレイアウトにはなっていません。これはビギナーでも扱いやすい、クセのない特性に結びつきます。
見た目や素材はハイエンドですが、マシンの素性は紛れも無くビギナーライクなマシンなんです。

バイヤーズハンドブックには、これまでのMシャーシ用とは異なる専用ボディも開発中。とあります。4WDになることで新たな可能性が生まれるので、タミヤでも既存のMシャーシとは完全に別物として展開を考えているんだと思います。
その成長をどこへ向けるのかは、たぶんホビーショーで発表があるハズ。楽しみに待ってることにします。

個人的には、4WDでシャーシのキャパはあり、380モーターとLF1100バッテリーは他に代わる物がないことから、チキチキワンメイクレースに使ってみたいと思ってます。
アルピーヌやストラトスのボディにドリタイヤを付けて、チュリニ峠よろしくフルカウンターでコーナーを駆け抜けるレース、そんな楽しみができるシャーシです。
シャーシに比べアンダーパワー、しかもフルタイム4WDなのでアクセルコントロールは非常に楽でしょう。性能重視で4WD化されたMシャーシでは誰もやってこなかった楽しさがここにあります。

『TA05 M-Four』は、ほとんどのパーツがTA05とMシャーシのものなので、手持ちのオプションやスペアパーツがそのまま使えるのも利点です。これは販売店も、新シャーシに合わせてパーツが増えていくというリスクがありません。

ユーザーも販売店も、「4WDのMシャーシ」ではなく、『Mのボディが使えるブランニューカテゴリー』と捉えることで、新しい展開が見えてくるのではないでしょうか。その肝となるのが適度なパワーソース、みんながここをエキサイトさせないことでこのマシンの楽しさを引き出してやり、がんばらなくてもずっと楽しめるカテゴリーに育ててやろうではないですか。
ハッキリ言って最初の想像以上に、楽しめそうな可能性を秘めた『TA05 M-Four』でした。

次回は、同じ380モーターでもいろいろ違う、トムス84Cにしようかな。

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